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Channel: 物臭狸の 花日記
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アブラチャン

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休みの日に早春の黄色い花を撮りに行ってみました。
狙いは "アブラチャン" "ダンコウバイ" でした。
どちらも盛りとたくさん咲いていました。
まずはアブラチャンからご登場願いましょう。

アブラチャン(油瀝青)
<学名:Lindera praecox (Siebold et Zucc.) Blume>
クスノキ科 クロモジ属 落葉低木

イメージ 1
撮影日 2019.03.24: 群馬県
本州・四国・九州に分布し、高さは6メートルに達する。
葉は互生。質は薄く卵型から楕円形。全縁で葉先はとがり、
葉柄は赤みを帯びる。冬になっても枯れ葉が枝に残って
いることが多い。枝や実にはクスノキ科に特有の芳香が
あるが、どことはなしに油っぽい。葉も揉むとわずかに
芳香がある。
イメージ 2

イメージ 3
花期3月~4月。早春、葉に先立って淡黄色の花をつける。
イメージ 4
雌雄異株。花は3-5個の花が散形花序に集まってつく。
イメージ 5
淡黄色の花被片は6個。
イメージ 6
種子は茶色で、油を多く含む。


花は同時期に咲く同じクスノキ科の
ダンコウバイとよく似ているが、花柄がつくので区別できる。
イメージ 7
(ダンコウバイは花柄がないので、枝から直接散形花序が
でているように見える。)
イメージ 10

また、冬芽の形が明らかに違うので、 冬芽に着目した方が
区別は容易。






イメージ 8
アブラチャンの葉芽は小さく細長く花芽は球形。
冬期は同じ木に二種類の芽を確認できる。花芽には当然柄が
ついている。
イメージ 9

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