ツマトリソウ(褄取草) <Trientalis europaea>
サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草です。
(最近のAPGという植物分類体系では、ツマトリソウ属は
ヤブコウジ科に移されています。)
(最近のAPGという植物分類体系では、ツマトリソウ属は
ヤブコウジ科に移されています。)
撮影日 2014.6.15:群馬県
たくさん綺麗に咲いていました。
北海道、本州、四国の、亜高山の草地、半陰地、林縁に自生する。
高さは10-15cm程度で、葉は互生し、茎の上部に輪生状につきます。
葉は広披針形で、先が尖ります。
葉は広披針形で、先が尖ります。
6-7月頃、先端の葉腋から花柄を出し、白色の径1.5-2cmの花を咲かせます。
花冠は7弁に分かれ、雄しべは7個、雌しべは1個ある。
![イメージ 5]()
花冠は7弁に分かれ、雄しべは7個、雌しべは1個ある。
この花にもたまに6弁や8弁の花が見られます。
![イメージ 6]()
左上のものの様に8弁が見られました。
和名の由来は、花弁の先端にしばしば淡い紅色の縁があり、
その色の入り方が鎧の威色目の一つである褄取りに
似ているためといわれます。