①クラマゴケ(鞍馬苔)<学名:Selaginella remotifolia>
イワヒバ科イワヒバ属:常緑性羊歯
イワヒバ科イワヒバ属:常緑性羊歯
苔と付いていますが羊歯なんです。
地表を這い、小さな集団を作る。茎は細くて緑色で、長く伸びて
まばらに分枝する主茎と、短くてよく分枝する側枝に分かれる。
どちらにも鱗片状の葉をつけ、主茎の方がまばらである。
主茎は長いものは30cmにもなり、地表に密着して伸びる。
まばらに分枝する主茎と、短くてよく分枝する側枝に分かれる。
どちらにも鱗片状の葉をつけ、主茎の方がまばらである。
主茎は長いものは30cmにもなり、地表に密着して伸びる。
撮影日 2014.8.14: 群馬県
側枝は数回分枝し、少し斜めに立つ。主茎からは多数の担根体が出る。
担根体は茎から出て真っすぐに下に伸び、土に触れるとそこから根を出す。
担根体は茎から出て真っすぐに下に伸び、土に触れるとそこから根を出す。
葉には2つの形があり茎の背面には、背葉(はいよう)と呼ばれる狭い葉が
二列に並んで茎に密着してつき、茎の側面には腹葉(ふくよう)と呼ばれる
やや幅広い卵形の葉が左右交互に横に広がってつく。
クラマゴケの特徴として、背葉の縁に鋸歯がある。
二列に並んで茎に密着してつき、茎の側面には腹葉(ふくよう)と呼ばれる
やや幅広い卵形の葉が左右交互に横に広がってつく。
クラマゴケの特徴として、背葉の縁に鋸歯がある。
名前のクラマゴケは漢字で表記すると鞍馬苔で、京都の鞍馬山に由来する。