ゲンノショウコ(現の証拠)
<学名:Geranium thunbergii>
フウロソウ科フウロソウ属 多年草
フウロソウ科フウロソウ属 多年草
北海道~九州の山野にふつうに見られ茎は約30-40cmに伸びる。
茎や葉には毛があり、茎の上部、葉柄、花柄、萼には腺毛がまじる。
葉は掌状に分かれ3~5深裂する。
あちこちで咲いています。
花色は白っぽいものがほとんどです。
撮影日 2015.09.13: 群馬県
花期は7~10月
花は長い花柄の先に2個つき、紅紫色または淡紅色、白色で直径1~1.5cm。
花弁5枚の花を2~3個つける。花柱は5裂。さく果は長さ約1.5cmで短毛と
腺毛が多い。心皮の上部がくちばし状にのび、その下端に種子がある。
熟すと5裂し、裂片は種子を1個ずつ巻き上げる。
(紅紫花は西日本に、白紫花は東日本に多く見られるという)
こちらでは珍しい赤い花をつけているものがありました。
和名の由来は、飲むとすぐ効くので「現の証拠」である。
別名をミコシグサ(御輿草)ともいう。
これは実の裂けた姿を御輿の屋根にたとえたものである。
これは実の裂けた姿を御輿の屋根にたとえたものである。
撮影日 2015.09.20: 群馬県