山野にふつうに生える落葉性の蔓性木本です。
秋に紫色に熟した果実(果肉)は甘く、食用になる。
どちらも似たような花をつけるが、アケビの方がやや大きく
色は薄い。
秋に紫色に熟した果実(果肉)は甘く、食用になる。
どちらも似たような花をつけるが、アケビの方がやや大きく
色は薄い。
アケビ ⇒ ◎
アケビ(木通、通草)<学名:Akebia quinata>
アケビ科 アケビ属 つる性木本
アケビ科 アケビ属 つる性木本
葉は楕円形5小葉の掌状複葉で、互生。鋸歯はない。
撮影日 2017.05.03: 長野県
花期は4~5月、雌雄異花で淡紫色。花被は3枚。
雄花は多数、6本の雄しべがミカンの房のように付く。
雌花は基部に数個、バナナののように数本の雌しべが
放射状に付く。
果実は9~10月頃淡紫色に熟し割れて中の白い果肉が
見えるようになり、「開け実」と呼んでいたことが、
名前の由来。
見えるようになり、「開け実」と呼んでいたことが、
名前の由来。
果肉は様々な鳥類や哺乳類に食べられて、
種子散布される。(甘く食べられる。)
種子散布される。(甘く食べられる。)
ミツバアケビ(三葉木通、三葉通草)
<学名:Akebia trifoliata>
アケビ科 アケビ属 つる性木本
アケビ科 アケビ属 つる性木本
北海道~九州の山野にふつうに生える落葉性のつる木本で、
他の樹木にからんで這い上がる。
葉は互生し、小葉は3枚。縁には波状の鋸歯ある。
他の樹木にからんで這い上がる。
葉は互生し、小葉は3枚。縁には波状の鋸歯ある。
撮影日 2017.05.03: 長野県
花期は4-5月。新葉のわきから総状花序を下垂させる。
先端に十数個の小型の雄花(濃紫色で花弁状の萼片は3枚、
雄蕊は6本)を、
基部に1~3個の大型の雌花(濃紫色花弁状の萼片は3枚、
雌蕊は3-6本)をつける。
雌蕊は3-6本)をつける。
果実は液果 秋に紫色に熟し、裂開する。
果肉は白色で甘く、黒色の多数の種子を含み食用になる。
葉が3枚のアケビの仲間ということで三つ葉アケビが名前の由来。