ジョウシュウオニアザミ
(上州鬼薊)<学名:Cirsium okamotoi>
キク科 アザミ属 多年草
キク科 アザミ属 多年草
アザミ属には、分布域が比較的広いものと極端に狭い地域固有種がある。
ジョウシュウオニアザミの分布は狭く、群馬県、新潟県の県境、および
それに接する福島県、長野県の山地(亜高山帯から高山帯)の開けた
ジョウシュウオニアザミの分布は狭く、群馬県、新潟県の県境、および
それに接する福島県、長野県の山地(亜高山帯から高山帯)の開けた
草地などに分布している。蛇紋岩地に多い。
(基準産地は群馬県至仏山)
(基準産地は群馬県至仏山)
撮影日 2015.07.19: 群馬県
高さ60-90cmになる大型の薊。
オニアザミに似ているが、オニアザミより葉の切れ込みが深く、
オニアザミに似ているが、オニアザミより葉の切れ込みが深く、
とげが鋭い。
花期は7-8月。下向きに1-3個程の花をつける。頭花は筒状花のみで構成されており、花の色は紫色。総苞は粘る。
花期にも根生葉は残っている。
オニアザミに似るが、狭筒部が広筒部より少し長いことや総苞片が7?8列であることなどで区別できる。