ギボウシの仲間には春から初夏に咲くものと夏の終わり頃から秋に咲くも
のの2種類あります。
イワギボウシは秋咲きのものの代表です。
イワギボウシは秋咲きのものの代表です。
イワギボウシ(岩擬宝珠)
<学名:Hosta longipes (Franch. et Sav.) Matsum. var. longipes>
ユリ科(最近ではキジカクシ科 とされます。)ギボウシ属
撮影日 2015.9.20:群馬県
本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の湿った岩場や
渓谷沿いの岸壁などに着生して育つ多年草。
渓谷沿いの岸壁などに着生して育つ多年草。
葉は根生して斜上し、長い柄があり幅の広い卵形で厚く、艶がある。
葉柄には紫黒色の細かな斑点があります。
葉柄には紫黒色の細かな斑点があります。
花期は8~10月頃で総状花序に薄紫色の花をつける。
花被片は6枚薄紫色~紫色で脈はあまり明確に入らない。
花被片は6枚薄紫色~紫色で脈はあまり明確に入らない。
ギボウシ(擬宝珠)の名前の由来は、橋の欄干の先端に付いている
葱坊主に似た飾り「擬宝珠(ぎぼうしゅ)」に、ギボウシの蕾が
似ていることから、ギボウシ(擬宝珠)の名になったという。