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Channel: 物臭狸の 花日記
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ハス

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ハス(蓮)<学名:Nelumbo nucifera Gaertn.>







原産地はインド亜大陸とその周辺。仏教とともに伝来した。
葉は地中の地下茎から伸ばし水面上に開く。
草高は約1m、茎に通気のための穴が通っている。
水面よりも高く出る葉もある。
葉は円形で葉柄が中央につき、表面には撥水性があって水玉ができる。

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撮影日 2016.07.08: 群馬県

花期は7~8月で白またはピンク色の花を咲かせる。早朝に開き
昼には閉じる。

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園芸品種も、小型のチャワンバスのほか、花色の異なるものなど
多数ある。

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果実の皮がとても厚く、土の中で発芽能力を長い間保持することができる。

1951年(昭和26年)3月、千葉市にある東京大学検見川厚生農場の
落合遺跡で発掘された、今から2000年前の弥生時代後期の古代の
ハスの実から発芽・開花した大賀ハスは有名です。


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古名「はちす」は花托の形状を蜂の巣に見立てたとするのが通説です。
「はす」はその転訛。

イメージ 2

また地下茎は「蓮根」といい、野菜として食用、薬用、観賞用として湿地で栽培される。
(日本では茨城県、徳島県で多く栽培されいるそうです。)





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