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Channel: 物臭狸の 花日記
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カジノキ

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カジノキ(梶の木)
<学名:Broussonetia papyrifera (L.) L'Hér. ex Vent.>
クワ科 コウゾ属 落葉高木






雌雄異株の落葉高木。樹高はあまり高くならず、高さ4〜10m。
樹皮は灰褐色で、黄褐色の皮目がある。本年枝にはビロード状の毛が
密生する。
古くから和紙の原料として栽培され、山野に野生化している。
河原にたくさん生えています。
イメージ 1
撮影日 2018.08.26: 群馬県
葉は互生、葉身は長さ10〜20cm、幅7〜14cmの左右ふぞろいの卵形。
浅く三裂するか、左右どちらかしか裂けない葉も存在し、同じ株でも
葉の変異は多い。
イメージ 2
桑の木に似た切れ込みをしていますね。
質はやや厚く、ふちにはやや細かな鈍鋸歯がある。
表面は短毛が散生し、裏面はビロード状の軟毛が密生する。
イメージ 3
球状の集合果の中で種子が育ち、熟すとそれぞれ橙色の「肉質の柄」で
飛び出してくる。実は甘く食べられる 
イメージ 4


神道では神聖な樹木のひとつであるとされ、諏訪神社などの神紋や日本の家紋である梶紋の紋様としても描かれている。 古代から神に捧げる神木として尊ばれていた為、神社の境内などに多く植えられ、主として神事に用い供え物の敷物に使われた。



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