キク科 メタカラコウ属 多年草
<学名:Ligularia fischeri (Ledeb.) Turcz.>
本州(福島県以西)、四国、九州の山地から亜高山帯にかけて
湿った草地、湿原などに自生する。
高さは1~2 m程度。
メタカラコウ(雌宝香)
<学名:Ligularia stenocephala (Maxim.) Matsum. et Koidz.>
本州、四国、九州の山地や深山のやや湿った草地、
林縁に自生する。 高さは60cmから1m程度。
<学名:Ligularia stenocephala (Maxim.) Matsum. et Koidz.>
本州、四国、九州の山地や深山のやや湿った草地、
林縁に自生する。 高さは60cmから1m程度。
オタカラコウ
根出葉はフキに似て長い葉柄があり、
心円形で径40-60 cm、葉の縁は鋸歯状になる。
葉柄は茎を抱く。
根出葉はフキに似て長い葉柄があり、
心円形で径40-60 cm、葉の縁は鋸歯状になる。
葉柄は茎を抱く。
メタカラコウ
根出葉はフキに似て長い葉柄があり、三角状心形で
径20~40cmになり、葉の縁は鋸歯状になる。
茎につく葉の葉柄は茎を抱く。
根出葉はフキに似て長い葉柄があり、三角状心形で
径20~40cmになり、葉の縁は鋸歯状になる。
茎につく葉の葉柄は茎を抱く。
メタカラコウの根出葉の基部はほこ形になるが、オタカラコウは尖らない。
オタカラコウ
花期7~10月、茎の上部に黄色い頭花を総状につけ下から
上へ開花していく。
花期7~10月、茎の上部に黄色い頭花を総状につけ下から
上へ開花していく。
メタカラコウ
花期6~9月、茎の上部に黄色い頭花を総状につけ下から
上へ開花していく。
花期6~9月、茎の上部に黄色い頭花を総状につけ下から
上へ開花していく。
メタカラコウの頭花は舌状花が3個程度オタカラコウの頭花は8個程度、また全体的に大ぶり。
オタカラコウ
「宝香」というのは、防虫剤や香料にする竜脳香のことで、
根や茎の香りが竜脳香に似ていて、近縁種のメタカラコウに
比べて大形であることなどが名の由来となっている。
「宝香」というのは、防虫剤や香料にする竜脳香のことで、
根や茎の香りが竜脳香に似ていて、近縁種のメタカラコウに
比べて大形であることなどが名の由来となっている。
メタカラコウ
花びらの数の多いオタカラコウ(雄宝香)に対して小ぶりな
ことから雌と名付けられた。
ことから雌と名付けられた。