ツルネコノメ <Chrysosplenium grayanum>
今回のネコノメソウの仲間シリーズはツルネコノメを取り上げます。 谷沿いの湿地に生える多年草で走出枝を出して増えるという特徴を持っています。 水の滴る岩肌に貼り付くように群れ広がっていました。良く似たタチネコノメとの違いは走出枝を出して増える点です。 高さ5~15センチ程度。葉は互生し、円形で鋸歯があり、表面に毛を散生する。 萼裂片は淡黄緑色で平開します。葯は黄色で雄しべは8本。...
View Articleハクモクレン <Magnolia heptapeta>
春早くに白い大きな花をつけるモクレンの仲間。中国東部原産の落葉高木。 高速道路傍に植えられていて開花し始めていました。木全体が白くなっていました。 花は太陽の光をによって南側がふくらむため、 花先は北側を指す様になります。蕾の頃は片方にそり返った様になっていることから、「磁石の木」という別名もあります。...
View Article暖かくなってきましたね。
春ですね。だいぶ暖かくなってきました。いろいろな花が咲き出しています。 2月の大雪の影響でつぶれた温室の前の畑がナズナで真っ白になっていました。ハウスの大雪被害大変ですね。 未だ山の方は日陰の道端などにも雪がたくさん残っていました。 スミレの記事もアップしています。 ⇒ すみれ world もよろしくです。
View Articleカタクリ (小串カタクリの里)
カタクリ ユリ科 Erythronium japonicum Decne 群馬県高崎市吉井にある小串カタクリの里へ行ってきました。 今の時期いつもスミレばかり追っかけているので、 花の時期になかなか見に行けないのですが 何人かの方がブログに掲載されていたので私もと出かけてみました。国道端の斜面に今を盛りに綺麗に咲いていました。見事なほどたくさん咲いています。 カタクリは早春の花の代表ですね。...
View Articleさくら 2014年 桜山公園
今の時期はスミレ類を追っかけていますので下ばかり見ています。 上のほうには桜の花が今を盛りにほころんでいます。 市内近郊の桜の名所の中からいくつかご紹介します。 鬼石 桜山公園冬桜として名高い所ですが、冬桜は春にも咲きます。 春咲きの種類も植えられています。 寒緋桜
View Articleさくら 2014年 牛伏山
吉井 牛伏山お隣 吉井にある牛伏山も桜の名所です。 まだ蕾も多かったです。 赤い寒緋桜の花が開き始めていました。寒緋桜 サクラの一種で旧暦の正月頃に咲くのでガンジツザクラ(元日桜) と呼ばれることもある。ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれたこともあるが、...
View Articleこれは何羊歯でしょうかね。
先日 埼玉県 名栗あたりへスミレ観察に行きました。 樹林内の岩に貼りついていた羊歯なんですが・・・調べればいいのですがなかなか・・・ で、ご存知の方おられたらお教えいただけませんか。とても小さい羊歯で1~2cm程度、岩肌に張り付くように群落になっていました。こんな感じです。なかなか綺麗な形ですがこれは明らかに羊歯ですよね。 次は近くで見た ウチワゴケ <Crepidomanes...
View Articleヤマルリソウ<Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.>
ムラサキ科 秩父でスミレ観察をした帰り道で出会いました。 瑠璃草の仲間は青い瑠璃色の花をつけることから その名が付きました。一秋の地元では見られない花で、しばらくぶりの出会いでした。勿忘草に似た可愛い花ですね。
View Articleホタルカズラ<Lithospermum zollingeri >
ムラサキ科ムラサキ属ヤマルリソウと同じムラサキ科で未だ記事にしていなかったものです。5月一秋の地元で撮ったものです。 ルリソウにも近い仲間です。 花の真ん中に星型の筋があります。 これは数年前に撮ったもので 撮りなおしたい植物なんですが 以来出会っていません。
View Articleキュウリグサ<Trigonotis peduncularis>
ムラサキ科キュウリグサ属ヤマルリソウと同じムラサキ科で未だ記事にしていなかったものです。昨日一秋の地元で撮ったものです。 あちこちでよく見かける雑草です。 小さい花がくるっと蒔いた花序に付きます。 サソリ型花序と呼ばれます。ヤマルリソウに似た花ですが 大きさはぜんぜん小さいですね。葉をもむとキュウリのようなにおいがすることから 名が付いたといいますが、...
View Articleワサビ と ユリワサビ
何人かの方がブログでユリワサビを取り上げていましたので 私もと思い立ち・・・画像を探してみました。ついでにワサビ(どちらも今頃が花時です。)も載せます。 ワサビどちらもアブラナ科ワサビ属の多年草で山菜として利用されます。 ワサビは独特の辛味があり香辛料としての利用は皆さん知っていますね。 ワサビの葉は丸く見えます。がやや尖った感じの鋸歯があります。アブラナ科なんで花は4弁花で白色です。...
View Articleアズマイチゲ <Anemone raddeana Regel>
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で落葉樹林下などに生えます。もう終わっているかと思ったのですが上の方でたくさん咲いていました。 ヤマエンゴサクと競演していました。 柄のある葉は3枚が輪生する3出複葉。春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなる。...
View Articleオオヤマカタバミ <Oxalis obtriangulata Maxim.>
環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU)葉は長さ4~5cmの葉柄の先に3小葉をつけます。 小葉は倒三角形で幅3~6cmと大きく縁は切形なのが特徴。 花は葉の展開前に花柄の先に直径2~3cmの白色の花で花弁には紫色の筋が入る。 今年も花が見られませんでした。...
View Articleホタルカズラ<Lithospermum zollingeri >2014
ついこの前記事にしました。 こちら⇒ ◎たまたま再会いたしました。撮り直したいと思っていた花です。小さいものが多かったですが花色の変化が面白い花です。
View Articleホタルカズラ<Lithospermum zollingeri >2014-②
偶然にまた出会いました。今回は長野へスミレを見に行ってきたときに見かたものです。出会いたいと思っていると願いは叶うものなのですね。・ムラサキ科のホタルカズラ<Lithospermum zollingeri >・たくさん咲いていました。蒼い色合いが綺麗な花ですね。
View Articleヤマエンゴサク<Corydalis lineariloba Sieb. et Zucc.>2014
◎過去記事◎ 今年はたくさんのヤマエンゴサクに出会いました。変わった花形をしている花を総状花序につけます。青系の花赤系の花など いろいろと変化があります。葉の変異もあり長細いのや丸いのもあります。 花の付け根にある苞に切れ込みがあります。 一秋の地元では見られない、苞に切れ込みがない"ジロボウエンゴサク"という良く似た花もあります。
View Article今日はこれを
今日ちょっと遠出して来ました。目的はこれ ナエバキスミレ (オオバキスミレの亜高山変異種) ツルカメバソウ 環境省指定 絶滅危惧IB類 群馬県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されている植物です。 それぞれあとで記事を作りたいです。
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