ジャケツイバラ
(蛇結茨)<学名:Caesalpinia decapetala var. japonica>
マメ科ジャケツイバラ属
マメ科ジャケツイバラ属
宮城県以南の沿岸部から高原の崩壊した跡、伐採跡、川岸、林縁などの
日当たりの良い場所に分布する。
高さ2 m以上になる蔓性の落葉低木で、茎と葉軸の裏面に鋭く
丈夫な逆刺が有る。
若い茎には柔らかい毛を生じるが、後に無毛となり、
若い茎には柔らかい毛を生じるが、後に無毛となり、
棘は次第に強く発達する。
撮影日 2015.05.10: 群馬県
葉は二回偶数羽状複葉で互生する。全長が20-40 cmにもなり3-9対の
羽片にはそれぞれに5-10対の小葉を並べる。
小葉は長さ1-2 cmの楕円形で、鮮やかな緑。表面には細かな毛があり、
裏面は白っぽくなる。
5~6月にかけて長さ約30 cmにもなる花序が葉の上に屹立し遠くからでも
よく目立つ。
萼は黄緑色で5片からなる。花そのものは径25-30 mm、鮮やかな黄色。
5枚の花弁は大きく開くがわずかに左右対称、上1枚は小さく赤い筋が入る。
雄しべは赤く、花糸の中央より下に白い毛が密生する。通常、雌しべは
10本の雄しべに包囲され、外からは見えにくい。
開花期にはハチなど多くの昆虫が集まる。
小葉は長さ1-2 cmの楕円形で、鮮やかな緑。表面には細かな毛があり、
裏面は白っぽくなる。
よく目立つ。
5枚の花弁は大きく開くがわずかに左右対称、上1枚は小さく赤い筋が入る。
雄しべは赤く、花糸の中央より下に白い毛が密生する。通常、雌しべは
10本の雄しべに包囲され、外からは見えにくい。
漢字表記では「蛇結茨」であり、枝がもつれ合うさまからヘビ同士が絡み合っているように見えることから命名された。