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Channel: 物臭狸の 花日記
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コシノコバイモ archive

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コシノコバイモ(越の小貝母)
<学名:Fritillaria koidzumiana Ohwi>
ユリ科 バイモ属 多年草





イメージ 1
本州の山形県から石川県にかけた日本海側、
静岡県、岐阜県、愛知県の山地の林内に生育する。
地下の鱗茎は2個の半球形の鱗片からなる。
茎の高さは10~20cmになり、葉は下部では対生、
上部では3輪生し、葉身は披針形から広線形。
イメージ 2
撮影日 2008.04.27: 新潟県
花期は4~5月。花は茎先に下向きに1個つく。
花は淡黄色の広鐘形で、花被片は長さ2cm、
中部下寄りで外側に角張って張り出す。
花被片の基部や縁に暗紫色の網目状の斑紋があり、
花被片内側の中部より下側、下側から3分の1~
5分の2の位置から上に向かう腺体がある。
花被片内側の中脈と内花被片の縁に著しい
毛状突起があるのが特徴。
花被片より短い雄蕊が6個あり、
葯はクリーム色になる。
イメージ 3





名前は越後のコバイモとのことで付けられたが
北陸地方、岐阜県、静岡県、福島県にも産し
バイモの仲間では比較的多く会うことの出来る。

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