カイコバイモ(甲斐小貝母)
<学名:Fritillaria kaiensis Naruh.>
ユリ科 バイモ属 多年草
名前の通り、甲斐の国(山梨県) を中心とした場所
(山梨県 静岡県 東京都の一部)に自生している。
非常に限られた狭い範囲であり絶滅危惧種に指定されています。環境省カテゴリ: 絶滅危惧ⅠB類(EN)
山地の林内や林縁に生え草丈は10センチ程度。
撮影日 2008.03.23: 静岡県
花は釣鐘形で花被片の外面の突起が無く、
丸い感じのコバイモである。
内面基部に黄色い斑紋があるのが特徴。
丸い感じのコバイモである。
内面基部に黄色い斑紋があるのが特徴。
よく似たミノコバイモには花被片の外側に突起があり、
この点でも見分けることが出来る。
またコシノコバイモのような、ふちにギザギザとした突起が無く
全縁で上品な感じである。
この点でも見分けることが出来る。
またコシノコバイモのような、ふちにギザギザとした突起が無く
全縁で上品な感じである。
名前は甲斐の国(山梨県)のコバイモとのことで付けられた
1979年、富山大学の鳴橋直弘氏の研究によって
今までコバイモとして一括されていたものが、
いくつかの種として発表されました。
いくつかの種として発表されました。
コバイモの類は分布が非常に偏っている。
種類によって生えている場所が限られている。
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種類によって生えている場所が限られている。