図書 紹介 『日本の野生植物』
平凡社から出版された「日本の野生植物 草本Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 「日本の野生植物 木本Ⅰ・Ⅱ」が改訂されて新しくなりました。30年ぶりの改訂。新分類体系APG3による最新植物図鑑。 新しい知見を加え、検索表や写真も一新!だそうです。第1巻はソテツ科~カヤツリグサ科 大橋広好・門田裕一・木原浩・邑田仁・米倉浩司/ 編旧版と違い新しい系統分類体系APGⅢによって分類されています。【APGⅢとは】...
View Article図書 紹介 ~冬芽 参考図書・追加~
今は冬芽の観察の時期ですね。ということで冬芽の観察に使える図書を紹介したいと思います。冬芽関係の図書をいくつか以前紹介(冬芽 参考図書)しましたが その後何冊か新たに購入しているので追加紹介します。まずは冬芽の図鑑冬芽でわかる落葉樹 樹皮や冬芽の写真、花や実の写真も載っています。 検索表が付いていて冬芽を調べるのに向いています。落葉図鑑 こちらは冬芽ではなく葉の図鑑ですが、...
View Articleザゼンソウ
しばらくぶりの投稿になってしまいました。 皆さんのブログを拝見しているといろいろと春が感じられて 私もと思い出かけてみました。今回はここ赤城山麓の撮影日 2016.2.21: 群馬県そろそろかな。 と思って行ってみました。 ここは有名な群生地の一つです。ザゼンソウ(座禅草)<学名:Symplocarpus foetidus (L.) Salisb. ex W.P.C. Barton> サトイモ科...
View Articleセツブンソウ その1
セツブンソウ(節分草)<学名:Eranthis pinnatifida Maxim.> キンポウゲ科 セツブンソウ属 多年草撮影日 2016.2.28 埼玉県「そろそろかな」と思い秩父までかわいいセツブンソウの花を見に 行ってきました。地面から花茎を伸ばして細かく切れ込んだ総苞片(花序全体を包む葉の...
View Articleセツブンソウ その2
セツブンソウ(節分草) <学名:Eranthis pinnatifida Maxim.> キンポウゲ科 セツブンソウ属 多年草昨日アップしたセツブンソウです。撮影日 2016.2.28 埼玉県群生していてかわいい花達をたくさん撮ってきました。 いろいろな表情があって面白い花です。やや花びら 〔がくですけど (;^_^A) 〕 が丸くふくよかなタイプこちらは細く尖がった形をしています。...
View Articleコハコベ
コハコベ(小繁縷)<学名:Stellaria media (L.) Vill.> ナデシコ科 ハコベ属 越年草日本全土のいたるところに普通に生える。 約10-20cmぐらいの小型の草本で、茎はよく分枝する。 下部から多く枝を分かち、上部は斜上して高さ10~20cm、 片側に軟毛がある。撮影日 2016.3.5: 群馬県 葉は卵形、鋭頭、長さ1~2cm、深緑色無毛、下部に少し毛があり、...
View Article怪獣現る ?!
はてさて これは何だと思いますか。撮影日 2016.2.21: 群馬県怪獣のような・・・ 色違いもいます。住処はこちらです。そうです。クリスマスの頃にたくさん出回っている鉢花のポインセチア です。 この中心の花の部分に・・・・ 分りますかね。ポインセチアはトウダイグサ科の植物ですが花の作りは 杯状花序と呼ばれ面白い形をしています。詳しい話はいずれ機会が有ればということにして...
View Articleウメ
秋間梅林に程近い新幹線の 安中榛名駅 へ上って行く道脇にたくさんの梅が植えられていて未だ若木で紅梅が多いのですが綺麗に咲いていました。安中榛名駅前梅林 なんて勝手に呼んでいます。今年も観梅に行ってきました。ウメ(梅)<学名:Prunus mume> バラ科 サクラ属 落葉高木2月~3月頃に5弁花の1~3cmほどの花を葉に先立って咲かせる。...
View Articleマンサク
だいぶ前に撮った写真なんですが載せていませんでした。春を告げる植物 開花している植物なのでだいぶ遅ればせながら載せておきます。マンサク(満作、万作、金縷梅) <学名:Hamamelis japonica> マンサク科 マンサク属 落葉小高木本州の太平洋側から九州の山林に多く分布し自生するほか、 花木として栽培もされる。...
View Articleミヤマウグイスカグラ
ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽) <学名:Lonicera gracilipes var. glandulosa > スイカズラ科 スイカズラ属 落葉低木 本州から四国・九州のおもに日本海側に分布しているといわれる 日本固有の落葉性低木です。 日本海側に多いとされるが、群馬県でも沢山見られます。 山地や丘陵に生え、高さは2メートルほどになります。いくつか咲き始めていました。撮影日...
View Articleアズマイチゲ
アズマイチゲ(東一華)<学名:Anemone raddeana> キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草数は少なかったですが今年も咲きだしました。撮影日 2016.3.20: 群馬県朝早かったのでまだ開いていませんでした。高さは15-20cm程で直径2-3cmの花を咲かせます。 スプリング・エフェメラル(春先に花を咲かせ、木々の若葉が 広がる頃には地上部は枯れてなくなり、翌春まで地中の...
View Articleアマナ
先日見かけていたのですが、朝方で開いていませんでした。 そこで今回午後開いた花を撮りにいきました。撮影日 2016.3.5: 群馬県アマナ (甘菜)<Amana edulis (Miq.) Honda >ユリ科 アマナ属 多年草アマナは地中に黒っぽい外皮を持つ広卵形の球根のある チューリップに近い白い花を咲かせる小型の草花です。かつてはTulipa...
View Articleアズマイチゲ / キクザキイチゲ
アズマイチゲ(東一華)<学名:Anemone raddeana> キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草以前埼玉で見た群落*******************************************************キクザキイチゲ (菊咲一華)<学名:Anemone pseudoaltaica H.Hara> キンポウゲ科 イチリンソウ属...
View Articleハクモクレン と コブシ の花
個別には雑草日記でそ、れぞれ記事にしてあります。ハクモクレン (白木蓮)<学名:Magnolia heptapeta>コブシ(辛夷)<学名:Magnolia kobus>どちらもモクレン科モクレン属の落葉高木で、 遠目では良く似ています。《以下左側:ハクモクレン 右側:コブシ》花の比較をしてみました。近くで見ると感じがぜんぜん違います。 花の開き方はハクモクレンが広がって開かないのに対して...
View Article梅 桃 桜 其の壱
梅は咲いたか桜は未だかいな・・・ 梅 梅 杏 桃 ・・・みんな良く似ていますね。区別が難しいです。私には良く分りません。ぜひお教えください。梅は早咲きで花柄が短く花弁は丸い。 とか 樹皮は撮っていないのですが割れてざらざらの感じです。
View Article梅 桃 桜 其の弐
桃 何年も前になりますが山梨で見た桃畑はすばらしい眺めでした。 ほんとに桃源郷のようでした。↑にはその時の写真も使っています。 果実用の桃以外に花桃と呼ばれる花を観賞するものはしだれや絞り 咲きなど奇麗な品種がたくさん有りますね。桃は梅の次ぐらいの開花で新芽が花と同時に伸びだしています。花びらはやや尖り気味、花柄は短いです。樹皮には斑点状の皮目が有ります。ウメよりは花期が遅いです。
View Article梅 桃 桜 其の参
桜 桜の代表選手といったら『染井吉野』ですね。他にもたくさんの品種が有るようなんですがなかなか区別することが出来ません。今年の開花ももう直ぐです。桜は前2種と違って花柄が長いです。花びらの先に切れ込みが有ります。樹皮は横にまだらにな皮目があり光沢が有るのが特徴です。
View Articleキジムシロ
キジムシロ(雉莚、雉蓆)<学名:Potentilla fragarioides var. major Maxim.>バラ科 キジムシロ属 多年草日本全土の日当たりのよい雑木林、丘陵地、草原、などに ふつうにみられる高さ5~30cmの多年草。撮影日 2016.03.26: 群馬県奇数羽状複葉で小葉は5-7枚、(まれに3-9枚の小葉) 先端の小葉3枚が大きい。楕円形で縁には鋸歯がある。...
View Articleヒトリシズカ
我家の庭の隅に生えている ヒトリシズカ です。毎年草の間からたくさん花を咲かせてくれます。ヒトリシズカ(一人静)<学名:Chloranthus japonicus >山地の林内、林縁に高さは10~30cm。葉は4枚が輪生状に付き光沢があり、縁には鋸歯がある。花撮影日 2016.4.1: 群馬県花期は4~5月、1本の穂状花序を出し、ブラシ状の小さな白い花をつけます。群生していることが多いです。撮影日...
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