トウカイタンポポ
ちょこっと遠出してきました。 地元群馬では見られない植物をいくつか見てきましたので紹介します。 東海地方では当たり前に分布しているんですが 私には珍しい植物なんです。トウカイタンポポ(東海蒲公英)<学名:Taraxacum platycarpum Dahlst. var. longeappendiculatum (Nakai) Morita> キク科 タンポポ亜科 タンポポ族 タンポポ属~ ~...
View Articleジロボウエンゴサク
一秋の地元では見られない花、ジロボウエンゴサク 沢山見てきました。撮影日 2016.4.2 静岡県ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索) <学名:Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.> ケシ科 キケマン属 多年草林の縁の木の下、野原などに生える高さ10~20cmの多年草。 地中に径1cmほどの塊茎があり、高さ10~20cmの花茎数本を出す。...
View Articleニリンソウ
ニリンソウ(二輪草)<学名:Anemone flaccida> キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草山地のやや湿った落葉樹の林下や半日陰の林縁などに 生育する多年草。草丈20~25cmほどで根茎で増え 群生していることが多いです。 早春に芽を出し、春に花をつけ結実させて、初夏には 地上から姿を消す、いわゆるスプリング・エフェメラル (春の妖精)と呼ばれる1群の植物のひとつ。撮影日 2016.4.4:...
View Articleシロバナタンポポ
シロバナタンポポ(白花蒲公英)<学名:Taraxacum albidum> キク科 タンポポ属 多年草温暖化の影響か当地でもたくさん見かけるようになって来ました。在来種のタンポポ。本州関東以西、四国、九州に分布し、 西の方ほど多い。 (「北限は定かではないが、北海道松前町 龍雲院の境内で確認されている。」そうです。)撮影日 2016.4.8: 群馬県 2月~5月にかけて白い花をつける。...
View Articleクサイチゴ
クサイチゴ(草苺)<学名:Rubus hirsutus> バラ科 キイチゴ属 落葉小低木花盛りでした。明るい林縁や草地に普通な小低木。高さ20-60cmと低く、草本のように見えるため、クサイチゴと呼ばれるが、 実際は木本である。生命力は強く、刈っても、根から生えてくる。 全体に短い軟毛が密生し、茎には小さい刺がある。 葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつく。...
View Articleネコノメソウ
過去記事『ネコノメソウ+ ヤマネコノメソウ』の更新です。ネコノメソウ(猫の目草)<学名:Chrysosplenium grayanum Maxim.> ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草北海道、本州の山地林縁や谷間の半日陰地の湿ったところに 走出枝をよく伸ばし、マット状に群生することが多い。撮影日 2015.4.19: 長野県 高さ5-20cm。葉は対生し、淡い緑色で広卵形、長さ5~20mm、...
View Articleヤマネコノメソウ
過去記事『ネコノメソウ+ ヤマネコノメソウ』の更新です。ヤマネコノメソウ(山猫の目草)<学名:Chrysosplenium japonicum (Maxim.) Makino> ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草北海道の西南部から九州まで広く分布する小型の多年生草本。 森林の林床から林縁や湿ったところに生える。高さ10~20cm。撮影日 2015.4.19: 長野県...
View Articleムラサキケマン ・ ・ ・ シロヤブケマン・ ・ ・
ムラサキケマン(紫華鬘)<学名:Corydalis incisa (Thunb.) Pers.> ケシ科 キケマン属 越年草。日本全国の木陰などの直射日光の当たらないやや湿った場所に生育する。 茎は真っ直ぐに立ち、高さは30-50cm。茎には複数の葉がつき、それぞれ斜め上に伸びて2-3回3出複葉、小葉は扇形に近く、先端は丸くて、丸い鋸歯がある。葉質は薄くて柔らかくてつやを欠く。撮影日...
View Articleヤマネコノメソウ の猫の目
ヤマネコノメソウ(山猫の目草)<学名:Chrysosplenium japonicum (Maxim.) Makino> ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草少し前に更新記事を載せたヤマネコノメソウの続編記事になります。撮影日 2016.5.2: 長野県花がほぼ終わって ” 猫の目 ”...
View Articleムラサキサギゴケ
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)<学名:Mazus miquelii Makino> ゴマノハグサ科 サギゴケ属 多年草 (APG分類体系ではハエドクソウ科)本州~九州の湿ったあぜなどの日当たりの良い場所に生える多年草。匍匐茎をだして増え広がっていくのが特徴。撮影日 2006.5.4: 群馬県葉は根もとに集り、長さ4~7cm、幅1~1.5cmの倒卵形または楕円形。 匐枝の葉は小さく、対生する。...
View Articleネコノメソウの仲間
ネコノメソウの仲間は種類が多くかつ似たものも多く難しいですね。一秋の撮ったものは9種類です。一覧にしてみました。↓クリックで記事に飛べます。トウノウネコノメ コガネネコノメ オオコガネネコノメ ハナネコノメ ニッコウネコノメ ヨゴレネコノメ ツルネコノメソウ ネコノメソウ ヤマネコノメソウ
View Articleツルカメバソウ
今年も見てきました。珍しい植物です。咲き出したところでした。ツルカメバソウ(蔓亀葉草) <学名:Trigonotis iinumae (Maxim.) Makino> ムラサキ科 キュウリグサ属 多年草高さ7~20cmになる多年草。倒れて葉腋から長い走出枝を 伸ばす。撮影日 2016.5.5: 群馬県葉は互生、卵形で、鋭頭、基部はやや心形または円形、 下部は葉柄が長く、上部は葉柄が短い。...
View Article軽井沢町植物園 ~サクラソウ~
長野県軽井沢町に有る、軽井沢町植物園へ タデスミレ を見にいってきました。まず、軽井沢町植物園を少し紹介しておきます。軽井沢高原に自生する植物を中心にした植物園で、 約20,000㎡の敷地に、約145科、1600種類余りの 樹木や草花が集められ、四季を彩っています。 同じ科に分類される植物は、比較検討できるよう なるべく一連の場所に植栽されています。所在地...
View Articleクリンソウ ~軽井沢町植物園の花~
クリンソウ(九輪草) <学名:Primula japonica A.Gray> サクラソウ科 サクラソウ属 多年草撮影日 2016.05.07: 長野県(植栽)クリンソウは北海道・本州・四国に分布する多年草で、 山間地の、比較的湿潤な場所周辺などの草地に生育し 時に群生する。...
View Articleカッコソウ ~軽井沢町植物園の花~
サクラソウ、クリンソウに続いて同じサクラソウの仲間カッコソウを紹介します。 沢山栽培されていました。カッコソウ(勝紅草、羯鼓草)<学名:Primula kisoana Miq.> サクラソウ科 サクラソウ属 多年草群馬県桐生市の鳴神山周辺の固有種 (世界でも鳴神山にだけにしかない植物)もちろん 絶滅危惧種に指定されていて栽培や譲渡には規制が有ります。国内希少野生動植物種に指定されています。撮影日...
View Articleクマガイソウ ~軽井沢町植物園の花~
クマガイソウ(熊谷草) <学名:Cypripedium formosanum Hayata> ラン科 アツモリソウ属 多年草北海道南部から九州にかけての低山森林内、特に竹林や杉林などに生育し、大きな集団を作る。撮影日 2016.5.7: 長野県(植栽)草丈は40cmくらい、葉は直径10〜20cmで対生するように二枚つき、それぞれ扇型の特徴的な形をしている。...
View Articleヤマブキソウ ~軽井沢町植物園の花~
ヤマブキソウ(山吹草)<学名:Hylomecon japonica (Thunb.) Prantl et Kündig>ケシ科 ヤマブキソウ属 多年草本州、四国、九州に分布し、山野の樹林地に群生する。撮影日 2016.5.7: 長野県(植栽)高さ30-40cm<、根出葉は奇数羽状複葉で長い葉柄がある。 小葉は5-7個で、長さ1.5-5cm、幅1.2-3cmの広卵形または...
View Articleヤマルリソウ ~ムラサキ科の野草~
ちょっと前に記事にした ツルカメバソウ に近い仲間達 (ムラサキ科)を続けて紹介していきたいと思います。ヤマルリソウ(山瑠璃草)<学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.> ムラサキ科 ルリソウ属 多年草日本の固有種で、福島県以西の本州、四国、九州に分布する。 湿り気のある山地や道端、半日陰となる木陰に生育する撮影日 2016.4.10: 埼玉県高さ7~20...
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